日記がだらだら続きます。作り方へすっとびたい方はこちら↓
みなさんご想像のとおり、ドイツで日本食品を買いまくることは散財の元凶なのです。
代用できるものは代用して乗り切る、これが海外で日本を味わいながら節約していく秘訣なのです。
例えば調理酒の代わりに白ワインを使ったり、みりんの代わりに白ワインと砂糖を使ったり。ベジ生活をしている我が家ではオイスターソースの代わりに醤油とマッシュルームソースを使っています。
代用品生活においてなにより幸運なことはわたしの御舌様がお馬鹿でいらっしゃるということで、細かい味のニュアンスの違いを気にしなくてよいということです。
いったん話を少し戻しますと、日本食品はやっぱり高いのです。日本で200円もあれば買えるようなものが5€くらいしたりするのを目撃したのなら、たとえどんなにその食品が恋しくたって手は伸びなくなっちゃうのです。日本から約9000キロ離れたこの地で価値が爆上がりしたゆえの高価格、価値に見合った価格なのはもちろん理解していますが、日本でお安く買えた経験があるがためにどうにもあと一歩を踏み出せず結局我慢をしてしまうのです。
代用品を探すほかには、手作りをしてしまうというのも一つの手です。
わたしはすでにお餅をジャスミン米と片栗粉で(失敗)、油揚げを豆腐を薄く切って揚げて(やや失敗)、作ってみたりしました。それっぽく仕上がりはしますが既製品の味には到底かなわないので日本食品手作り研究は幕をおろし気味だったのでした。しかしある日インスタグラムでうどんを手打ちしているお方のリールを見かけ、見様見真似でやってみたらそれっぽくなり、うれしすぎてその日から連続3日くらい毎日うどんを食べてレシピを自分なりに整えたのでブログで紹介してみようかなという次第です。
注意点ですが、こちらドイツで水道水は硬水となっております。
それがどれほど味や触感に影響しているかはわかりませんが念のためお伝えしときます☹️
そして具体的な分量として2人前より少し多いくらいの量を下記に記載しています。中途半端ですみません😂材料の割合も一緒に記載するのでそちらも参考になさってください。同じ割合で少ない量・多い量、うまく仕上がるかはやったことがないのでわかりません☺️
手作りうどんザックリ解説
材料(二人前強分):
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薄力粉(Type 405) 180g
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強力粉(Type 550) 120g
- 塩 15g
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水 145g
- 袋(うどんを踏む用)
材料割合:
薄力粉:強力粉 3:2
粉の合計:塩 100:5
粉の合計:水 100:45~48 *1
作り方:
- 食塩水を作ります。いい感じのコップ的なものに分量分の塩とお水を入れ混ぜましょう。(わたしは塩がしっかり溶けるよう温かいお湯でもやったことありますが、水でやった場合との味や触感の違いはわかりませんでした。)
- 全ての材料が入りそうなボウルや器に薄力粉、強力粉を量り入れ軽く混ぜたのち、食塩水をぶちこみます。
- 箸を使ってぐるぐる混ぜます。水分がすべて粉たちに吸収されればOKです。とってもダマダマです。それで問題ありません。
- 上記で完成したダマダマ達を袋に移しかえます。袋の上から足で踏んで一つにまとめて、まとまったら手を使って麺生地を折り込みます。折り込んだ生地をまた足で踏み広げて、広がったらまた折り込んで…何回か繰り返していると、明らかにコシを感じる瞬間が訪れますのでその瞬間まで頑張りましょう。
- 粉気がどことなく残ってようが残ってまいが、コシがいい感じになったら踏むのをやめて、袋のなかで生地に休んでもらいます。生地が外気に触れないよう袋のくちをねじって密封しましょう。
- 最低30分お休みしてもらったら、打ち粉をしながら伸ばして、伸ばしたら蛇腹に折ってうどんっぽく切りましょう。注意点としては蛇腹に折っていく前に生地の裏表にしっかり打ち粉をすることです。そうすれば切った直後すんなり麺がほどけてくれます。またうどんは茹でると3倍くらいに膨らむので細いかなくらいでいいと思います。太いうどんもおいしいけどね。(打ち粉としてわたしはいつも薄力粉を使っています。強力粉でもやったことありますが、やはり違いはわかりません。)
- 茹で時間は7分から10分です。途中味見しながらお湯から揚げてください。水で締めてから食べてもやっぱりおいしいですし、締めなくてもおいしくいただけます(わたしは)
ドイツにきて、ドイツにある食品でお料理しなくてはいけないので、ドイツ語でレシピを検索するのですが、ドイツのレシピサイトはまあ見づらいのです。材料を簡潔に箇条書きで書いてくれていなかったり、前書きがやら後書きやらが多くてどれがレシピの文なのかすぐに見つけられなかったり、日々そんなことでストレスを溜めているのにいざ自分がレシピを書いてみたら、同じようにだらだらとしたものになってしまいました。わたし料理専門家じゃないからさ、いろいろな工程に対して保険はりたくなっちゃった。
うどんが恋しくてしかたがないドイツ在住のかたのお役に立てれば幸いです。
*1:水の量は結構シビアで少し多いと麺を切った後に切り口同士がひっついてそいつらをはがすという作業が鬼面倒くさいので多すぎ禁物できちんと量ってください🤓わたしはいつも勢い余って少し多めに入れてしまい麺切後に毎回ちびちびと麺同士を割いています。それでもちゃんとうどんにはなるのでお好みで水の量の研究をしてみてください