トタール・シューン

ドイツ語を勉強しにドイツへやってきたニートの日常などです。

ドイツ語学留学レポート

わたくし現在ドイツにて語学留学中です。もちろんドイツ語を勉強しています。

今日は約1年半経過したわたしのドイツ語力についてのレポートを書いていければと思います。

 

ドイツ渡航前の語学力

独検はたしか4級を持っていたと思います。ざっと文法をひとさらいお勉強したのみです。もちろん日本語の参考書を使って座学でのみ勉強ししただけなのでドイツ語を使ったことなどなく、単語の発音などについても勉強した記憶はないので、数少ない知っているドイツ語単語についてもネイティブな発音は知らなかったんじゃないかなと思います。

ちなみに渡航1年前くらいに受けたTOEICは630点でした。

渡航直前についてはずっと英語を勉強していました。理由としてはドイツ語より英語のほうが伸びしろあるかなと思ったからです。ドイツ人は大抵英語ができるというのも聞いていたので、生きる手段としてひとまず形になりそうな英語を頑張りました。

 

-語学学校

ドイツに着いたその次の日から語学学校に通い始めました。事前に簡単なドイツ語テストを受け、結果に応じてクラスが振り分けられ、わたしはA1スタートとなりました。

ドイツ語のレベル表記としてよく使われている呼称です。ゲーテのリンク張っておきます。レベルA1-C2 - Goethe-Institut 日本

授業はすべてドイツ語ですが、先生の身振り手振りでの説明や黒板をつかっての説明、教科書などの教材もあるのでドイツ語がまったくわからなくても問題ないかと思います。

わたしの通っていた学校では6週間を一つのサイクルとして、授業が組み立てられていました。授業が新しく始まって6週間が経過したら次のクラスへレベルアップです。

レベルアップの際にそのレベルが適正かを見極めるためのテストがあったような気がします。

そんなこんなでわたしは約1年間語学学校に通いまして、レベルアップの時期についてはこんな感じでした。

A1 4/5~5/13

A2 5/16~6/24

B1 6/27~8/5

B2 8/8~10/28

C1 10/31~…

 

B2は2サイクルしました。C1に入ってからは勉強する文法が難しかったというのと授業中にたくさん発言することが求められ、上手くしゃべれないもどかしさとストレスで途中から不登校となってしまいました…。首の皮一枚で1サイクル目の最後まで頑張ってましたが、C2へレベルアップなど到底できず、2サイクル目にて撃沈です。

このころの体感でいうと、文法知識はB2~C1の間くらい、語彙力はB1くらい、スピーキング力はA2ってところです。

 

-語学学校以外でのドイツ語学習

アルバイト

渡航後半年後くらいから日本食レストランで働き始めました。従業員は日本人が多かったので従業員間の会話は日本語でしたが、お客さんは現地の人が多かったのでドイツ語を使っていました。ただし、接客中に使う用句は決まっているので、仕事を通してドイツ語が上手になったかというと何とも言えません。

よく言語は使わないと伸びないといわれますが、わたし自身ひとみしり+間違い怖い症候群だったので、お客さんと積極的に話したりなどはできなかったです。コミュ力お化けの方であれば接客を通じてドイツ語修行も十分できるんじゃないかと思います。

 

タンデム

ドイツではタンデムという言語学習方法が人気だったりします。言語をお互いに教えあうというシステムです。わたしは日本語が母語なので、日本語を勉強したいドイツ語話者とタンデムをすることで、お互いが学びたい言語をお互いに教えることができるという寸法です。いくつかのアプリを通じてドイツ語話者の方々とチャットやビデオ通話などをしていました。

 

テスト勉強

ドイツ語をせっかく勉強しているので、自分のドイツ語力を証明できるものがあれば今後のドイツでの生活に役に立つので、Telcというドイツ語テストを受けることに決め、テスト用の参考書で勉強をしました。

 

ってな感じで現在はTelcB2の証明書をもっています。

ドイツに来たのは2022年4月で、B2に受かったのは2023年の7月です。

B2を持ってはいますが、ドイツ語を話すのはまだまだ苦手です。この状態でドイツ国内の一般企業で働けるかと言ったらまったく自身はありません。

また今後についてうすらぼんやりとしか考えていませんが、ドイツでの生活をもっと楽しむためにもコミュニケーションが問題なくとれるレベルまでドイツ語を勉強していくのが今の目標です。

今行っている勉強としては、シャドーイング、文法のおさらい、ドラマをドイツ語字幕なしでみるなどなどやってます。

 

このレポートが誰かのためになればいいなってことで、ありがとうございました。