トタール・シューン

ドイツ語を勉強しにドイツへやってきたニートの日常などです。

ドイツ語を話すときに必ず迷い込むラビリンス

わたしはドイツ語が大好きです。だからドイツにドイツ語を勉強しに来ました。

一番の推しポイントは発音が愉快だというところです。ドイツ語はアルファベットをそのままローマ字読みしてもどうにかなる、日本人にとても優しい言語です。しかし日本人にとっては馴染みのない発音っていうのも何種類かあります。例えば「R」の発音は、のどに詰まった痰を「カーッペッ」するときのカーのときの音によく似ています。

ドイツ語のリズム感っていうのもとても好きです。そもそも日本にいるとドイツ語を聞く機会はそうそうないかもしれません。数少ないドイツ語チャンスがヒトラーの演説だったり、春香クリスティーンのネタだったり、勢いと圧が強い言語だという印象をお持ちのかたも多いかと思います。たしかに、発声、発音的にどうしても威圧感がでてきてしまうことは事実です。先に触れた「R」も勢いつけて発音すると発音しやすかったりします。ただし文全体がずーっと威圧的であったりするわけはなく、文のなかで変調子のようにぴょこぴょこと厳つい音が出てくるのが可愛いポイントなのです。ピョコピョコしつつ、いきなりなめらかな発音が続いたりと、ドイツ語の文を聞いているとなんだかラップを聞いているみたいな不思議な心地よさがあったりします。ドイツ語自体が音楽だなあなんてよく感じるのです。

ご興味ある方はこちらを参考までに。ドイツのニュース番組です。日本の月へのロケット発射のニュースです。

youtu.be

 

 

そして文法でいうと、動詞以外の品詞のポジションには例外を除いて絶対的な決まりがありません。これは日本語にとてもよく似ているなあと感じるポイントです。

例えば以下の文、

今日は仕事終わりにレストランで友達と一緒にご飯を食べる。

この文を、要素ごとに分けると…

今日は / 仕事終わりに / レストランで / 友達と一緒に / ご飯を / 食べる。

となります。これらの要素を入れ替えることで文として強調したい内容を変えることができるのは日本語の柔軟で楽しい点です。

仕事終わりに今日は友達と一緒にレストランでご飯を食べる。

レストランで今日は仕事終わりに友達と一緒にご飯を食べる。

 

ドイツ語もこの部分に関してはかなり似ていて、動詞やある一定の品詞は固定の場所が用意されていますが(例えば動詞は基本的に2番目に置かなければならない)、その他に関しては自由で、日本語と同じようになにを強調したいかによって語順を入れ替えることができます。

しかし理想的な語順というのも存在していて、上記のようになにかを強調したいなどの意思がない場合に、自然でネイティブ的にしっくりくる語順というやつです。

そしてドイツ語を勉強するうえで一番のやっかい要素は、名詞に性があることと、冠詞の存在です。名刺は女性名詞、男性名詞、中性名詞の3つがあり、名詞は基本的に冠詞(英語でいう a,an,the)とセットで使わなければいけません。

なによりやばいのが、名詞の性と名詞の文の中での役割によってこの冠詞が変化するということなのです。

さっきの例文をドイツ語にすると下記のようになりますが、

Ich esse heute nach dem Feierabend mit meinen Freunden in dem Restaurant.

この文の中で「レストランで」は、場所を示す役割を持っているため、demという形に変化しています。

対して、

私は今日レストランに行く。(Ich gehe heute in das Restaurant.)

このとき「レストランに」はどちらかというと場所の方向を示す単語として働いています。なので冠詞もdasという形で使われているのです。

 

このややこしさを上手くお伝えできている自信がまるでないのですが、要はドイツ語を話すときの脳内は正しい文を組み立てるためにフル回転しているということです。

ドイツ語を喋りながら、語順を意識して、冠詞の変化を意識して、発音を意識して、イディオムを意識して、、、とやっていると自分が使った動詞さえ文後半で忘れてしまいます。

 

わたしは論理派とは真逆の人間です。なにか言いたいことがあったとき、その内容が脳内でパッとイメージ化され、そのイメージを言語を用いて説明するということがわたしの話をするプロセスなのですが、このときドイツ語を使うとなると大変で、イメージの断片の単語化は割と簡単にできるのですが、問題はその先で、どの語順で、冠詞はどの変化で、動詞に見合った前置詞は何か、、、、などの細かなことまで一瞬で判断できないのです。

だけどイメージと伝えたい単語は頭の中にすでにあるため、勢いで話し始めてしまって、話している途中で自分でもわけわからなくなって頓挫する、もしくは相手の読解力にすべてを託すということがよくあります。

この状態を脳内で迷子になったとわたしは呼んでいます。というお話です。

 

トライ&エラーで頑張るっきゃない

アボカドを育てる

わたしは少しの間、ドイツのお寿司屋さんで働いていました。

海外のお寿司は日本のものとは少し違っていて、「寿司」といえば握りではなく巻きなのです。

そして具が一種類程度の細巻きや数種類の具が巻かれた中巻き、太巻きではなく、いわゆるカリフォルニアロールのような海苔が内側、お米が外側になっている巻きずしがポピュラーです。

寿司を醤油につけて食べるという基本的な部分に関しては日本と同じですが、そもそもお寿司自体にソースがかかっていることがほとんどです。そのソースに加えて、醤油皿に寿司をダイブさせて食べるのがドイツ流です。(たぶん)

 

余談ですが、家で寿司パーティーをしたとき、用意していた酢飯がなくなってしまい急遽お米を炊き、すし酢を混ぜずに食卓へもっていったところ誰にも何にもいわれなかったので、もしかしたら寿司=酢飯というのもドイツではあまり知られていないのかもしれません。

 

大いに話がそれてしまったのですが、要するに日本の寿司と海外の寿司は結構違っていて、ドイツではとにかく寿司にアボカドが使われることが多いのです。ベジやビーガンの寿司の取り揃えについてはどのお寿司屋さんでもデフォルトなので、お魚の代用として、サーモンのお供としてたくさんのアボカドたちがドイツのお寿司屋さんでは消費されているのです。

 

ってなわけで、お寿司屋さんで働いていると日々捨てられてゆくアボカドの種をいやでも毎日目撃してしまうわけです。

植物の種子にまで情がわいてしまうほどわたしは情の深い人間ではないのですが、まるまるとした大きなアボカドの種を見ていると「こいつらにも土にうめたら根を張って芽を出すポテンシャルがあるのかなあ。捨てられていくのもったいないなあ。」などと思えてきてしまい、どちらかといえばもったいない精神でアボカドの種をお寿司屋さんから数個救出し我が家で育て始めたのです。

我が家にはベランダがありません。なので完全室内での栽培です。水耕栽培から始め、根と芽が出てきたタイミングで土に植え替えました。

2023年3月10日の様子

2023年6月25日の様子

 

植物に関してはずぶの素人だったのでアボカドたちのためにも栽培を始める前にいろんな人のブログを読んだりし、それを実践してはみましたが我が家のアボカドは元気いっぱいとはいえない様子。

2023年10月17日の様子

ひょろひょろと上にばかり伸び続ける幹、新しい葉っぱを頭からはやしては、下のほうの葉っぱを次々と落としていくアボカドたち。果たしてこれが健康で一般的な姿なのかも判別つかず、なんとなく枯れていきそうな雰囲気はなかったのでしばらく放置してしまいました。数か月たったのちも相変わらずで、てっぺんから新しい葉をだしては生やした分の葉っぱと同じだけの古い葉を落とす日々。冬で日照時間少ないなか、まあしょうがないかと傍観していたわけなのですが、さすがにこれ以上”上にだけ”成長していってしまうと、家の中だけでは管理しきれなくなりそうだったので剪定をしてみることにしたのです。

剪定についてもユーチューブで実際のシーンを見て予習しました。生きている植物をハサミで切るというのは、植物初心者としては、初めてセルフでピアスを開けたあの日の気持ちが呼び起されるような、妙なドキドキ感があったのです。

手始めに特にひょろながだったアボカドだけにハサミを入れてみることにしました。ちなみに我が家は最上階ということもあって冬でも日中20度くらいあるので春を待たずの実行となったわけです。

 

 

今日の様子

現在のアボカドです。どうでもいいですがこいつの名はアボです。

今までの葉っぱしかでてこない新芽とは違って、枝になっていく少し太めのブツがにょきにょきし始めました。葉っぱを2枚だけ残して切ったので、少ない葉っぱで新しい枝が出てきてくれるかの不安はありましたが、剪定後数日で枝の赤ちゃんがもっこりしてきたのでよかったです。ひとまず葉っぱを増やしてもらって、太陽いっぱいの時期に備えてほしいなというところです。

ほかのアボカドたちもいずれは剪定して観葉植物として部屋で映えるいい感じの樹形をめざしていければと思う所存です。

アボカドの先輩たちからのアドバイスは随時受付中です。よろしくお願いします!

 

日本から歯ブラシを持っていくか悩んだあの日

ドイツへの留学を決め、渡航の日も決まり、荷物の準備を始めようとしたとき、まず悩んだのが「何を日本から持って行って、何を現地で買えばいいのか」の問題でした。

 

これについてわたしからアドバイスができるとすれば、

「その国の人がその国で不自由なく暮らしているということは、日本人も”日本”を極度に求めなければ、生活で必要なものはすべて現地で手に入る」

ということです。長い🫠

 

例えば、歯磨きの習慣がない国へ旅行や留学、お仕事にいくのであれば、あたりまえですが歯ブラシと歯磨き粉を現地で買うことは難しいでしょう。

そういった場合を除けば、大げさな言い方になりますが、手荷物ゼロで出発したってお金と住処さえあれば一定レベルの生活はすぐに手に入るのです。

 

わたしの失敗談的なお話になりますが、下記もろもろはドイツに持っていって後悔したものです。(重量の超過料金で痛い目見たのです。)

・衣服、タオル(1週間洗濯なしで生きていける量を持ってきた)

・シャンプー、コンディショナー

・歯ブラシ、歯磨き粉

 

ここで大事なのが、留学先の自分の拠点近くにドラッグストアや洋服、雑貨を買うことのできる施設があるのかを渡航前に下調べしておくということです。

わたしの場合、ドイツのベルリンが初期スポーン地だったので、ドラッグストアも徒歩圏内、大型ショッピングモールも徒歩圏内、家電屋さんも徒歩圏内という超好立地だったということもあって、ドイツですべてを揃える選択が可能だったとあとから知り、スーツケースにいろいろ詰め込んでしまったことを後悔したのです。

さらにいえば、ドイツは日本とは水の質が異なります。その水に合わせて作られたドイツ製のシャンプーやコンディショナー、化粧水や歯磨き粉を使ったほうがなんだかんだ現地で生活していく上では身体のコンディションの面でも良かったりもするので(知らんけど)、「現地でものを揃える」ことに関するメリットは意外と多いのではないかと思います。

 

日本製のほうがクオリティが高いから、日本製のものをわざわざ持っていくというのもQOLを上げるためには大事かと思いますが、留学のすべての期間をまかなえるだけの量を持っていけない限り、結局は現地の商品を使うことになるので、だったら早いうちから現地製品に慣れてしまえばいいじゃないというのがわたしのずぼらな考えです。

 

現在我が家にある衛生用品の類はすべてドイツのドラッグストアで買ったものです。

製品の仕様にて多少のカルチャーギャップを感じることはありますが(歯ブラシの毛がいかつかったり、ボディーソープがジェル状のものばっかりだったり)、これらに対して生活していくことが嫌になるほどのストレスというものは感じません。

例えば、ドイツのピーラーは刃が持ち手に対して縦についています。そのため手の動かし方や使い心地が日本の一般的なピーラーとはかなり異なります。とはいえこのピーラーに慣れてしまえばどうということはないのです。

日本のピーラーとドイツのピーラー

 

 

まとめますと、外国にいこうかなという人はとりあえず持ち物リストを作ったら、グーグルマップなどで留学先の拠点周りをバーチャル散歩しましょう。もしドラッグストアが近くにあったのなら持ち物リストの衛生用品について持っていくか持っていかないかの再検討をするのがいいかと思います。近くに洋服を買える施設があれば、洋服類について再検討、家電を買えるお店があったのなら家電について再検討していくのがよいのではないでしょうか。

 

ただしこのパターンで荷物少な目で出発したときの難点として、渡航後にいろいろ買い足してどかっと荷物が増えてしまうということがあります。一定期間後の引っ越しを検討している場合、増えた荷物を運ぶ方法について難儀してしまう可能性があります。そこに関してはごめんなさい、知ったこっちゃありません。

 

日本にいると、日本が島国のせいなのか、わたしはなぜだか日本以外の国が本当の意味での異国に思えてきてしまい、その得体のしれない異国でちゃんと生活していくためにとたくさんのものを”保険として”日本から持っていってしまいました。大いなる失敗です。

海外にでて海外は”異国”ではないというのを身をもって知ったのがこれまた日本を出てみてよかったなという大きな点でもあります。あたりまえのお話ですが。

4泊5日のベルギー旅行!!!

ベルギーへ旅行に行ってきました!!!!!11月に!!

 

ドイツにきて早1年半、ヨーロッパのほぼ真ん中にいながら出不精を貫いてきましたがようやくドイツ国外への旅行です。一人旅ではなく英語話者との二人旅でした。

ベルギーのブリュッセルへ4泊5日、行きも帰りも6時間のバスにのってチョコとワッフルの旅です。

 

1日目

早朝出発のバスに乗ってブリュッセルへ向かいました。お昼過ぎにブリュッセルノードに到着、そこから10分ほど歩いてホテルへ。

朝ごはんの時間すら惜しんで睡眠にあてていたわたしたちは朝からオレオ数枚しか食べておらず、チェックイン後は一息つく間もなく、部屋に荷物を置いて昼食を食べに街へ繰り出したのです。

空腹すぎると人はラーメンを食べたくなるの法則に従って、事前リサーチしていたお店へ直行です。

Umamido Ramen & Sushi Bourse

とってもおしゃれです。こちらのラーメン屋さんの付近、こんな感じで大きなガラス窓とネオンの看板のお店が多く、てっきりこれがベルギーのイケてるお店の象徴なのかと思いましたがどうやら違うようです。たぶん。

そしてなぜこのお店を選んだかというと、名前が日本っぽいというのとベジのラーメンがあったからです。またまた新しいセオリーのご紹介となりますが、The Japanって感じの名前、例えば「SAKURA」、「FUJI」、「YUKO」、「KIZUNA」、日本語の教科書序盤で出てきそうな簡単な文「OISHII OSUSHI」、「YASASHI AJI」などは日本料理屋さんではありますが、日本人がやっているお店じゃない可能性が高いのです。

当時わたしの舌はブリュッセルに来てもなお日本を求めていたので、上述のセオリー+ドイツ歴1年半の直感でUmamido Ramenに行くことに決めたのでした。

店員さんはどっからどう見ても日本人ではありませんでしたが、おいしいラーメンとおビールをいただき、この後の予定をざっくり相談し、満足満腹でお店をあとにしました。

ここで豆知識。ドイツ(少なくともベルリン、フランクフルト)もそうですがブリュッセルも一つの都市としては東京と比べてしまうとそんなに大きくありません。体感としては都市の端から端まで電車であれば1時間もかからず移動できちゃうんじゃないかと思います。なんならもっと短時間で行けちゃうかも。知らんけど。いや本当に適当言ってます。

なのでわたしたちはラーメン屋さんをあとにその足で小便小僧を見に行きました。

Manneken Pis

小さいんですよねえ。そして街角にいきなり現れる。特別感というのはまったくなくて、小学校にあった二宮金次郎の銅像レベルのひっそり感。とはいえやはりブリュッセルのエースなので飾り付けと人だかりでそこらはカバー。立派な観光名所っぽく仕上がっていました。

 

旅の疲れもあるのでホテルへ戻ります。

今回の旅のサブテーマは「ワッフルを食べつくす」です。わたしが勝手に定めました。1日1ワッフルがミッションです。ホテルの部屋で冷え切った身体を少し温め、再び街へ。一件目のワッフル屋さんはこちらです。

Waffle Factory

初ワッフルインベルギー。こちらのお店を選んだ理由は店内にイートインスペースがあったこと、営業時間がちょうどよかったことです。小雨の降る中ワッフルを抱えてホテルに帰り、冷たくなったワッフルを食べるのが嫌だったのです。

ベルギー(ブリュッセル…?)のお店では基本的にリエージュ風とブリュッセル風の2種類のワッフルがあります。言葉で説明するのは難しいので諦めますが、今回のこちらのワッフルはリエージュ風です。いわゆる日本人的にいうベルギー風ワッフルです。トッピングを選べてこちらはミルクチョコとホイップクリームです。

ワッフルといえばのイメージ図をもとにトッピングを選んでみましたがべらぼうに甘かったです。甘さの強烈さに地のワッフルの良さもわたしにはもはや判断できませんでした。甘くて美味しかったです。

ラーメン屋さんでもそうでしたが基本的にメニュー表には英語の表記もあります。フランス語、オランダ語がわからなくても英語で単語がわかればどうにかなります。

 

糖分もしっかり摂取してよき気分になったのでホテルへ戻ります。1日目これにて終了です。

 

2日目

ホテルでの朝食です。バイキング形式でここにはワッフルが!わたしはほかの食べ物に目がくらんで、ワッフルの分の胃の隙間を用意することができず今回は断念です。

朝食会場で今日の予定を立てました。今日はブリュッセル市外へおでかけです。

ルーヴェン

ブリュッセルノードから電車で15分ほどの小さな都市です。いわゆるヨーロッパな町並みで教会や教会っぽいいかつい建物がたくさんありました。

ルーヴェンで見かけたすんごい建物

街の中を散策してオメメに幸せを届けたのち、わたしたちはアントワープへ向かいました。こちらも電車で一本。

アントワープ

アントワープはなんといってもフランダースの犬でおなじみ聖母大聖堂がある町です。

なんならわたしたちはその大聖堂のためにアントワープへ赴いたのです。

迫力を伝えきれない悲しき写真(聖母大聖堂)

語彙力足りないことが悔やまれますが、ほんとうにきれいで迫力すごくて神秘的で、それにくわえてフランダースの犬のノスタルジー効果で感情の迷子でした。入場料がかかるのですが、教会内に入って損はないと思います。中も外もめちゃくちゃに綺麗です。

 

ちなみにアントワープの玄関口でもある駅校舎もとんでもなくとんでもないです(綺麗です。)息をのむ美しさってやつです。写真も撮りましたが、不思議なことに目で見る美しさの3分の1ほどの美しさしか再現されておりませんでしたので、実際に行って体感していただければと思います。

ブリュッセルへ戻ります。

ブリュッセル

先ほども触れましたがブリュッセルは意外とコンパクトな観光地で、どこかにいこうとすれば必ずと言っていいほどグランプラスを通ります。

グランプラスはブリュッセルといえばの大定番観光スポットです。といってもいわゆる広場です。

夜のグランプラス

見ての通り、とってもとってもきれいです。(伝われ)

この旅一番のお気に入りスポットといっても過言ではありません。

何度通っても広場に足を踏み入れた瞬間の、壮大さが一気に目の前に広がる感動はすんごかったです。夜には期間限定かはたまた常時なのか不明ですがプロジェクションマッピングのショーが行われていました。

 

夜ごはんですが、懲りることなくお寿司を食べました。日本食です。おいしかったです。ホテルに帰る途中でミッション消化、ワッフルを買って食べました。

Galet

リエージュ風のワッフルです。前日学んだわたしはこの日はトッピングなしです。持ち帰りのみで、回転率は速かったですがそれでも常に行列の絶えない人気店です。

外はサクサク、なかは…正直ふわふわだったかもちもちだったか忘れてしまいましたが、とても美味でした。甘すぎることなくバターが香って最高でした。

 

食べながらホテルへ。これにて2日目終了です。

 

3日目

朝食でワッフルミッション消化を試みましたが、本日すでに品切れ…?そもそも用意されていなかったのか、残念ながらワッフルを食べることはできませんでした。

この日は市内巡りに決定。

音声案内付きの市内周回バス(Tootbus)のチケットをオンラインで購入し出発。バスに乗り込んで運転手さんに「初めて乗るぜ」的なことを伝えてオンライン購入で入手したQRコードをバス内の読み取り機にピッします。運転手さんからイヤホンをもらい、適当に席に着き、手近なイヤホンジャックにもらったばかりのイヤホンを差し込み、言語を選び、、、、準備完了です。日本語の音声案内もありました!!!AIによる読み上げでしたが、英文をそのまま日本語翻訳したとき特有のんんんっ???って感じはなく、ジョークが効いた楽しい案内でした。

 

市内観光にあたり、もうひとつ観光者向けのチケットをこれまたオンラインで購入しました。ブリュッセルカード(Brussels Card)です。1日から3日の任意の期間で使えるカードで、ミュージアムや観光スポットの入館料がタダになったり割引価格で入れちゃうという夢の代物です。

 

ってことで最初の目的地はアトミウムです。

でっかいでっかいアトミウム

いつかの万博のシンボルとして建てられたオブジェです。個々の球体内は万博に関する展示やアトミウムのあれやこれやの資料が飾ってあります。展示等々に興味がない、もしくは英語で書いてあるキャプションなんて読む気にならんという方でも、球体内に入っているという事実に興奮できる方であればチケット買う価値ありです。球体間の移動はエスカレーター(スペースマウンテンみたいだった)と階段です。チケットはブリュッセルカードで割引でした。

 

周回バスにのり音声ガイドを聞きながらブリュッセル中心地へ戻ります。

そして腹ごしらえです。

Woodpecker 47

本日のワッフルはしょっぱい系です。おそらくブリュッセル風。ポーチドエッグの下には炒めたマッシュルームがたくさんありました。とっっても美味しかったです。

カフェだったのでもちろんカップチーノも美味しかったです。カップチーノなんて近所のパン屋さんで買うやっすいやつか、スーパーによくある自販機のでしか飲まないので、お高いカップチーノ飲むたび牛乳の甘さにいっつも感動してしまいます。

 

カフェで元気を取り戻し、お次はベルギーのビールの歴史について学べるBelgian Beer Worldに行きました。ブリュッセルカードで入場料無料です。

ミュージアムなので、”英語でキャプションを読む”という試練が待ち構えているわけですが、ミュージアム内、展示もポップでモダンな感じで目だけでも楽しめます。実際に身体を動かしてビール製造のいろはを学んだりにおいや音でビールを感じたり、いろいろと工夫がたくさん詰まった素敵な場所だったので、最悪英語がまったくだめでも楽しめるかと思います。最後らへんに自分の今の気分にあうビールを選んでくれるゾーンがあり、モニターに映るバーテンダーみたいな人からの質問に答えると最終的におすすめビールを何種類か紹介してくれます。

さらに楽しくなっちゃうポイントとして、入場チケットには施設最上階にあるビアバーの1杯サービス券がついているのです。かなりの品ぞろえの中から飲んでみたいビールを選び、学んだばかりのビールの歴史に思いをはせながら美味しいビールを味わうことができます。

銘柄を忘れてしまう大失態

ビールを五感と脳みそで楽しんだので、そろそろ帰ります。3日連続での外食はなんだか気が引けたので、帰り道のスーパーで夕飯とビールを買いホテルへ。ビールを飲みながら持ってきたパソコンでワンピースをみて3日目は終了です。

 

4日目

朝食会場にワッフルの姿なし。

市内周回バスチケットとブリュッセルカードの残り時間ももう少しあったので、4日目も当然のごとく市内巡りです。

周回バスは2つのルートがあり、前日乗ることのできなかったルートにこの日は乗りました。大きい門や公園、EUの建物など見て回りました。

バス降車後は、ほんとにほんとに寒くて、骨の髄まで液体窒素になってしまった身体を温めるためにカフェで暖をとることにしました。

Mokafé

こちらはブリュッセル風のワッフルです。寒さで思考がストップしたのか、バニラアイスとチョコレートがトッピングされたワッフルに加え、飲み物はホットチョコレートをいただきました。甘いけど美味しい。お店の雰囲気もノスタルジーな感じで素敵でした。

 

(胃が)休む間もなくチョコレートについて学べるミュージアム、Choco-Story Brusselsへ。こちらもブリュッセルカードで入場料無料です。

施設受付にて音声案内の端末を渡されます。対応言語が何種類かあるみたいですが日本語があったかどうかは定かではありません。。。展示品の近くにキャプション等はなく、完全に音声ガイドでのみのミュージアムです。ところどころにミニゲームを楽しめる場所があったり、実際にチョコを食べ比べることができる場所があったりしました。

ミュージアムの最後のスペースでは、ボンボンショコラの実演もありました。

ベルギー土産を買うための知識をいくつも仕入れることができました。「はいこれベルギーのお土産。このチョコはこれこれこういうものなんだって…etc」とてもすてきなスモールトークができるようになるかと思います。なぜだか1枚も写真をとらなかったのですが、とても楽しかったです。

 

ブリュッセルでは11月後半だったということもあり、いたるところでクリスマスマーケットが催されていました。夕飯はそこで済ませようということになったのですが、食べ物系でベジのものを見つけることができなかったので、ひとまずホットワインをのんでチルしました。っといっても外はとても寒いので、これまたベルギー名物のひとつでもあるフライドポテトを買って空腹をしのぎつつホテルへ帰ることにしました。

ベルギーのフライドポテトの特徴はカリッカリなところらしく、二度揚げをすることで独自のカリカリ食感を生み出しているようです。

ケチャップ、マヨネーズなどなどソースを一緒に買うこともできますが、ソースなしでも十分美味しかったです。わたしが買ったお店だけかとは思いますが、ポテトから少しお魚のにおいがしました。揚げ油のせいかと思われますが、この魚臭さがある種、フレーバーのような働きで、ソースなしでも飽きることなく食べれたのかもしれません。知らんけど。

ポテトのあとにがっつり夕食を食べるのも何なので、前日の残りのスナックとビールを片手にこの日もまたワンピースを見てから就寝しました。

 

5日目

ベルギー最終日です。

朝食会場にはこの日もまたワッフルはありませんでした。さらにはこの3日間主食として美味しくいただいていたクレープの姿もない。。。少し悲しい朝です。

夕方出発のバスに乗る予定なので、少しだけ市内を散策してお昼ご飯を食べるスケジュールです。

 

教会に行きました。ステンドグラスがたくさんある教会でした。午前中にいったということもありたくさんの光がステンドグラスを通して教会内に差し込み、とても幻想的な空間でした。中心地からは少し離れますがおすすめスポットの一つです。

Church of Our Lady of Victories at the Sablon

行きたいところリストをすべて消化し、特にやりたいこともなければ、すでに歩き疲れてしまったのでカフェでのんびりバスの時間まで待機することに。

Maison Dandoy

ブリュッセル市内にたくさん店舗のあるワッフル屋さんです。イチゴとバニラアイスのワッフル。イチゴの酸味とバニラの甘味がちょうどよく、わたしのなかのデザートワッフルランキング第一位となった美味しきブリュッセル風のワッフルです。

ベルギー旅行はこれまでです。バスに揺られて再びドイツへ。

 

 

思ったこと

ベルギーの公用語はフランス語、オランダ語、ドイツ語です。

ブリュッセルではフランス語(と思われる言葉)をよく耳にしました。

そこでふと疑問に思ったことが、母国語が自国の名前じゃない言葉なのってどんな感覚なんだろうということです。

わたしの母国語は日本語、わたしは日本生まれ日本育ちの日本人です。いままで意識をしてきたことはなかったけど、ドイツに来てから、日本語をしゃべれることがわたしにとっての日本人としてのアイデンティティのひとつなのだと気がつきました。日本で生まれ、日本人が長い年月をかけて進化させてきた言語だからこそ、日本語を母国語にしているということが日本人であるための大事な要素だとも思えてきたのです。

ドイツに滞在してドイツ語を学んでいる今も、ドイツ語を勉強しているから、もしくはドイツ語を使ってドイツ人と会話をすることができるから、ドイツにいられる的な、ドイツ語を通してドイツの滞在が許可されているような感覚が少しあるのです。

ベルギー人にとって母国語は”ベルギー語”ではありません。生まれたときからそばにある言語という観点でいえば、その言語がその国の名前を冠してようがしてまいが、大した問題ではないのかもしれませんが、ベルギー人たちにとっての母国語はわたしが日本語に抱いているような感覚とは少し違うのかなあなんて考えてしまいました。

そういう独り言です。

 

 

 

ザックリ解説・ドイツでうどんを作るには

日記がだらだら続きます。作り方へすっとびたい方はこちら↓

手作りうどんザックリ解説

 

みなさんご想像のとおり、ドイツで日本食品を買いまくることは散財の元凶なのです。

代用できるものは代用して乗り切る、これが海外で日本を味わいながら節約していく秘訣なのです。

例えば調理酒の代わりに白ワインを使ったり、みりんの代わりに白ワインと砂糖を使ったり。ベジ生活をしている我が家ではオイスターソースの代わりに醤油とマッシュルームソースを使っています。

代用品生活においてなにより幸運なことはわたしの御舌様がお馬鹿でいらっしゃるということで、細かい味のニュアンスの違いを気にしなくてよいということです。

 

いったん話を少し戻しますと、日本食品はやっぱり高いのです。日本で200円もあれば買えるようなものが5€くらいしたりするのを目撃したのなら、たとえどんなにその食品が恋しくたって手は伸びなくなっちゃうのです。日本から約9000キロ離れたこの地で価値が爆上がりしたゆえの高価格、価値に見合った価格なのはもちろん理解していますが、日本でお安く買えた経験があるがためにどうにもあと一歩を踏み出せず結局我慢をしてしまうのです。

 

代用品を探すほかには、手作りをしてしまうというのも一つの手です。

わたしはすでにお餅をジャスミン米と片栗粉で(失敗)、油揚げを豆腐を薄く切って揚げて(やや失敗)、作ってみたりしました。それっぽく仕上がりはしますが既製品の味には到底かなわないので日本食品手作り研究は幕をおろし気味だったのでした。しかしある日インスタグラムでうどんを手打ちしているお方のリールを見かけ、見様見真似でやってみたらそれっぽくなり、うれしすぎてその日から連続3日くらい毎日うどんを食べてレシピを自分なりに整えたのでブログで紹介してみようかなという次第です。

 

注意点ですが、こちらドイツで水道水は硬水となっております。

それがどれほど味や触感に影響しているかはわかりませんが念のためお伝えしときます☹️

そして具体的な分量として2人前より少し多いくらいの量を下記に記載しています。中途半端ですみません😂材料の割合も一緒に記載するのでそちらも参考になさってください。同じ割合で少ない量・多い量、うまく仕上がるかはやったことがないのでわかりません☺️

 

手作りうどんザックリ解説

材料(二人前強分)

  • 薄力粉(Type 405) 180g

  • 強力粉(Type 550) 120g

  • 塩          15g
  • 水          145g

  • 袋(うどんを踏む用)

材料割合:

薄力粉:強力粉 3:2

粉の合計:塩  100:5

粉の合計:水  100:45~48 *1

 

作り方:

  1. 食塩水を作ります。いい感じのコップ的なものに分量分の塩とお水を入れ混ぜましょう。(わたしは塩がしっかり溶けるよう温かいお湯でもやったことありますが、水でやった場合との味や触感の違いはわかりませんでした。)
  2. 全ての材料が入りそうなボウルや器に薄力粉、強力粉を量り入れ軽く混ぜたのち、食塩水をぶちこみます。
  3. 箸を使ってぐるぐる混ぜます。水分がすべて粉たちに吸収されればOKです。とってもダマダマです。それで問題ありません。
  4. 上記で完成したダマダマ達を袋に移しかえます。袋の上から足で踏んで一つにまとめて、まとまったら手を使って麺生地を折り込みます。折り込んだ生地をまた足で踏み広げて、広がったらまた折り込んで…何回か繰り返していると、明らかにコシを感じる瞬間が訪れますのでその瞬間まで頑張りましょう。
  5. 粉気がどことなく残ってようが残ってまいが、コシがいい感じになったら踏むのをやめて、袋のなかで生地に休んでもらいます。生地が外気に触れないよう袋のくちをねじって密封しましょう。
  6. 最低30分お休みしてもらったら、打ち粉をしながら伸ばして、伸ばしたら蛇腹に折ってうどんっぽく切りましょう。注意点としては蛇腹に折っていく前に生地の裏表にしっかり打ち粉をすることです。そうすれば切った直後すんなり麺がほどけてくれます。またうどんは茹でると3倍くらいに膨らむので細いかなくらいでいいと思います。太いうどんもおいしいけどね。(打ち粉としてわたしはいつも薄力粉を使っています。強力粉でもやったことありますが、やはり違いはわかりません。)
  7. 茹で時間は7分から10分です。途中味見しながらお湯から揚げてください。水で締めてから食べてもやっぱりおいしいですし、締めなくてもおいしくいただけます(わたしは)

 

 

ドイツにきて、ドイツにある食品でお料理しなくてはいけないので、ドイツ語でレシピを検索するのですが、ドイツのレシピサイトはまあ見づらいのです。材料を簡潔に箇条書きで書いてくれていなかったり、前書きがやら後書きやらが多くてどれがレシピの文なのかすぐに見つけられなかったり、日々そんなことでストレスを溜めているのにいざ自分がレシピを書いてみたら、同じようにだらだらとしたものになってしまいました。わたし料理専門家じゃないからさ、いろいろな工程に対して保険はりたくなっちゃった。

 

うどんが恋しくてしかたがないドイツ在住のかたのお役に立てれば幸いです。

*1:水の量は結構シビアで少し多いと麺を切った後に切り口同士がひっついてそいつらをはがすという作業が鬼面倒くさいので多すぎ禁物できちんと量ってください🤓わたしはいつも勢い余って少し多めに入れてしまい麺切後に毎回ちびちびと麺同士を割いています。それでもちゃんとうどんにはなるのでお好みで水の量の研究をしてみてください

ドイツ語学留学レポート

わたくし現在ドイツにて語学留学中です。もちろんドイツ語を勉強しています。

今日は約1年半経過したわたしのドイツ語力についてのレポートを書いていければと思います。

 

ドイツ渡航前の語学力

独検はたしか4級を持っていたと思います。ざっと文法をひとさらいお勉強したのみです。もちろん日本語の参考書を使って座学でのみ勉強ししただけなのでドイツ語を使ったことなどなく、単語の発音などについても勉強した記憶はないので、数少ない知っているドイツ語単語についてもネイティブな発音は知らなかったんじゃないかなと思います。

ちなみに渡航1年前くらいに受けたTOEICは630点でした。

渡航直前についてはずっと英語を勉強していました。理由としてはドイツ語より英語のほうが伸びしろあるかなと思ったからです。ドイツ人は大抵英語ができるというのも聞いていたので、生きる手段としてひとまず形になりそうな英語を頑張りました。

 

-語学学校

ドイツに着いたその次の日から語学学校に通い始めました。事前に簡単なドイツ語テストを受け、結果に応じてクラスが振り分けられ、わたしはA1スタートとなりました。

ドイツ語のレベル表記としてよく使われている呼称です。ゲーテのリンク張っておきます。レベルA1-C2 - Goethe-Institut 日本

授業はすべてドイツ語ですが、先生の身振り手振りでの説明や黒板をつかっての説明、教科書などの教材もあるのでドイツ語がまったくわからなくても問題ないかと思います。

わたしの通っていた学校では6週間を一つのサイクルとして、授業が組み立てられていました。授業が新しく始まって6週間が経過したら次のクラスへレベルアップです。

レベルアップの際にそのレベルが適正かを見極めるためのテストがあったような気がします。

そんなこんなでわたしは約1年間語学学校に通いまして、レベルアップの時期についてはこんな感じでした。

A1 4/5~5/13

A2 5/16~6/24

B1 6/27~8/5

B2 8/8~10/28

C1 10/31~…

 

B2は2サイクルしました。C1に入ってからは勉強する文法が難しかったというのと授業中にたくさん発言することが求められ、上手くしゃべれないもどかしさとストレスで途中から不登校となってしまいました…。首の皮一枚で1サイクル目の最後まで頑張ってましたが、C2へレベルアップなど到底できず、2サイクル目にて撃沈です。

このころの体感でいうと、文法知識はB2~C1の間くらい、語彙力はB1くらい、スピーキング力はA2ってところです。

 

-語学学校以外でのドイツ語学習

アルバイト

渡航後半年後くらいから日本食レストランで働き始めました。従業員は日本人が多かったので従業員間の会話は日本語でしたが、お客さんは現地の人が多かったのでドイツ語を使っていました。ただし、接客中に使う用句は決まっているので、仕事を通してドイツ語が上手になったかというと何とも言えません。

よく言語は使わないと伸びないといわれますが、わたし自身ひとみしり+間違い怖い症候群だったので、お客さんと積極的に話したりなどはできなかったです。コミュ力お化けの方であれば接客を通じてドイツ語修行も十分できるんじゃないかと思います。

 

タンデム

ドイツではタンデムという言語学習方法が人気だったりします。言語をお互いに教えあうというシステムです。わたしは日本語が母語なので、日本語を勉強したいドイツ語話者とタンデムをすることで、お互いが学びたい言語をお互いに教えることができるという寸法です。いくつかのアプリを通じてドイツ語話者の方々とチャットやビデオ通話などをしていました。

 

テスト勉強

ドイツ語をせっかく勉強しているので、自分のドイツ語力を証明できるものがあれば今後のドイツでの生活に役に立つので、Telcというドイツ語テストを受けることに決め、テスト用の参考書で勉強をしました。

 

ってな感じで現在はTelcB2の証明書をもっています。

ドイツに来たのは2022年4月で、B2に受かったのは2023年の7月です。

B2を持ってはいますが、ドイツ語を話すのはまだまだ苦手です。この状態でドイツ国内の一般企業で働けるかと言ったらまったく自身はありません。

また今後についてうすらぼんやりとしか考えていませんが、ドイツでの生活をもっと楽しむためにもコミュニケーションが問題なくとれるレベルまでドイツ語を勉強していくのが今の目標です。

今行っている勉強としては、シャドーイング、文法のおさらい、ドラマをドイツ語字幕なしでみるなどなどやってます。

 

このレポートが誰かのためになればいいなってことで、ありがとうございました。

 

レストランのメニューを見ても料理の想像ができない

レストランのメニュー表には大抵おおまかな食品とどんな食べ物かとかどういう歴史のある料理なのかの説明が料理名の下あたりに添えられることが多いですが、ベトナム料理やタイ料理、まあ日本語でもなければドイツ語でもない国の言葉でメニュー名が書かれている場合、料理名と軽い説明だけではほぼほぼその料理を正確に理解しきることが難しいのです。

特にベジの料理だと、

「地元マーケットの野菜を使ったベトナム風野菜炒め」

「炒めた麵料理。玉ねぎ、にんじん、セロリ、タケノコ、ココナッツミルク」

「王家直伝のレシピで作るカレー。トマト、カリフラワー、じゃがいも、マンゴーペースト、カレースパイス」

みたいな感じで、結局その料理に使われている食材と、かろうじて料理名の横にしれっと描かれている辛さ指標の唐辛子のイラストで味のなんとなくの方向性を察しなければならなくなるのです。

 

注文までのプロセスは店に入る前から始まるといっても過言ではありません。

そもそもどの国の料理屋さんに行くのかが、まず一つ目の選択肢のあぶり出しです。

自分のお口の気分に合わせて尋ねるレストランを決めましょう。ここについては日本にいる場合でもほかのどんな場合でもほぼ変わらないかと思います。

お店に入ったらメニュー表をみて、写真の有無を確認しましょう。写真があれば勝ち試合、なければあとは運任せです。

しかしかなりの確率で料理の説明欄に”何料理”かの一言が載っています。麵料理、米料理、伝統料理、お店オリジナル料理…。自分の好みにあうものがあれば迷わずそれを選びましょう。

もし辛さを示す何かしらの情報が記載されていたらそれをぜひ活用し満足度の高い食事へ一歩前進しましょう。

 

いろいろと悩んで注文した料理、いざ目の前にきてみたら想像していたよりセロリが多くてびっくりした。なんてことは日常茶飯事です。結局はしっかり美味しく食べきることができますので理想と現実のギャップはあきらめましょう。

 

ここで何が一番の問題点かというと、メニュー名が多言語のため覚えるのが難しく、次回来店時に前回自分が食べたものを忘れてしまうという点です。

また一からのメニュー選びが始まるのです。